ケンタといいます。介護職歴15年です。
30歳を過ぎてから介護の世界に未経験で飛び込みました。
最初に就職した特別養護老人ホームがまあブラックでブラックで、、でも8年もブラックな職場で働いてしまいました。
転職をしてユニット型老人ホームで6年程ユニットリーダーをやっていましたが、ストレスで少し病んでしまい、今は一般職員として働いています。
自分自身病んでしまってから完全に働き方を変えました。
ゆるく、楽に、楽しく、をモットーに働いています。
介護職員を15年やって思った事があります。それは精神的に病んでしまう職員が多いという事です(僕も不眠症になりました)
調べてみました。
令和元年の精神疾患での労災件数
1位 社会保険、社会福祉、介護事業
2位 医療
3位 運輸、郵便
やっぱりダントツの1位
介護職員は精神的に病んでしまう人達が多いのだと改めて考えさせられます、
介護職員が精神を病んでしまう理由は以下の通りです。
1シフト勤務である事が多く生活のバランスが崩れる
介護職員の勤務はシフト制である事が多いです。その為生活のリズムが安定しないしません。
特に夜勤では生活のリズムが本当に崩れます。普通の人が寝ている時間帯に仕事をする訳なので生活の
リズムがメチャクチャ崩れます。
しかも人で不足の施設だと、夜勤の次の日に早朝勤務、夜勤の後に残業、なんて事は日常茶飯事。
これでは生活のリズムは崩れて当たり前です。
少しでもバランスを保つ工夫が必要です。
- 夜寝る前にお風呂にゆっくり入る、ストレッチをする等自分のルーテティンを作夜勤中は10分でも眠る時間を作る。
- 眠る事が出来なくても、目を閉じて横に少しでも横になる。
- 夜勤明けの睡眠は多くっとりすぎない。3時間程度の仮眠が理想だと言われています。
2 人手不足で職員の負担が増える
人手不足の施設では同然の事ながら職員一人当たりの仕事は増えます。そうなると負担も増えます。
介護の仕事はただでさえハードな仕事です。それなのにさらに負担が増えれば職員は追い詰められ、心も体も蝕まれます。
特に残業や休日出勤等が頻繁にあると心も体も休まりません。
- 残業はできるだけしない、頼まれても断る。
- 休日出勤は断る。
- 病気でなくても本当に精神的、肉体的無理だなと思ったら休む。
僕の職場にも休日出勤は絶対にしない!と言い切っている人がいます。
まあ管理職の立場としては「少し協力してくれても、、」と思う時がありますが、でもよく考えるとそれが正しいと思います。介護職員は会社からお金をもらっていますが、生活の全てを会社に捧げて必要はありません。
それにもし職員が本当に体を壊したり、うつ病になったとしても、会社は責任をとってくれません。
僕も本当に精神的に、肉体的にもうだめだ、、と思った時はためらわず休みます。
休む理由は発熱がベストだと思います。基本的に熱があったら介護職は基本的に出勤停止です。
次の日に出社して「熱が下がりました、ご迷惑おかけしました」と言ってもバレる事はないでしょう。ただし次の日はあまり元気のないふりをしましょう。元気すぎると怪しまれます。
3 人間関係
・一般的に人と接する仕事はストレスが多いと言われています。
特に介護の仕事は入居者さん、そのご家族、介護職の同僚、NSやケアマネを含む他部署の職員。色々な人と接します。
その人の性格にもよりますが、一般的に人と接する事が多い程ストレスが多くなると言われています。
本当に介護職員の人間関係は煩雑です。
また悲しい事ですが、介護職員はNSやケアマネから下と思われてしまう事が多々あります。
場合によっては入居者の為、と言ってとってもできないような事を指示してくる看護師さんケアマネージャーさんもいます。
そうなると介護職員のストレスはたまるばかりです。
- 介護職員、看護師、ケアマネージャーに基本的に上下関係はないと考える。
- 本当に無理な事を言われたら断る、又は反論する。
もし無理難題を言ってくる看護師さんや、ケアマネージャーさんがいたら「できません」と断ってしまいましょう。
介護職員にもできない事はできないと言う権利があります。
休日出勤を強制される。
病気だと言っても休めない。
看護師さん、ケアマネージャーさんに一切反論できない。
そんな職場だったら辞めてしまいましょう!
いまは介護職員が不足しています。もしいまの職場をやめても働くところはいくらでもあります。
一日も早くブラックな施設が潰れて無くなる事を祈っています😭
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