ケンタといいます。介護職歴15年です。
30歳を過ぎてから介護の世界に未経験で飛び込みました。
最初に就職した特別養護老人ホームがまあブラックでブラックで、、でも8年もブラックな職場で働いてしまいました。
転職をしてユニット型老人ホームで6年程ユニットリーダーをやっていましたが、ストレスで少し病んでしまい、今は一般職員として働いています。。
自分自身病んでしまってから完全に働き方を変えました。
ゆるく、楽に、楽しく、をモットーに働いています。
いつも感じている事なんですが、介護職員には人に「嫌われたくない」と思う人が多いと感じます。
自分もそういうタイプです。誰しも心の奥では少なからずそう思っていると思いますが、、
結論から言うと「人に嫌われたくない」という思いが強すぎるとと絶対に損をします。
いやもう既に損をしまくっているかもしれません。
特に介護職員では特にそうです。
理由は以下の通りです。
嫌われたくないという思いが強いと相手に合わせてしまいます
人に合わせると確かに波風はたちません。
会議等でも人に合わせていると、まるく収まることも多いでしょう。
でもいつも人に合わせていると自然と人に合わせるコミュニケーションがくせになってしまいます。
人に合わせるといつも人の顔色を伺ってしまいます。
人の顔色をいつも伺っていると不安になります。
不安になると「人に嫌われたらどうしよう」という思いがますます強くなってしまいます。
まさに悪循環です。
それに人に合わせるという事は精神的に凄く疲れます。
嫌われたくないという思いが強いと、なにかにつけて断れなくなります。
断れないという事は介護職にとっては致命的です。
残業や休日出勤を頼まれても断れません。
また雑務を任されても断れません。
介護の現場は基本的に忙しいです。断れなかったら色々な事を頼まれてしまいます。
まさに便利屋状態です。
嫌われたくないという思いが強いと、いい人を演じてしまいます。
いい人って響きのいい言葉ですね。
でも、いい人ってどんな人でしょう?
仕事手伝ってくれる人、面倒な事をやってくれる人、文句を言わない人、、
これって都合のいい人ではないですか?
それにみんなにいい人と思われようとすると八方美人になり、逆に信頼を失ったりもします。
いい人を演じるのはとても大変で精神的な負担も大きいです。
でも「人にきらわれたくない」と思う人も多いと思います。
でも人はあなたが思っているほどあなたの事をみていないし、関心もなかったりします。
人に嫌われたと感じてしまう時はだいたいが考えすぎな事が多いです。
なので基本的に相手に合わせなくても、断っても、いい人でなくても、嫌われる事はないです。
当たり前ですが全ての人に好かれる事はできません。
あなたがどんなに何をしてもしてもあなたを嫌う人は嫌うでしょう。
逆にあなたを好きでいてくれる人は何もしなくてもあなたをありのままのあなたを好きでいてくれるでしょう。
介護業界は人に合わせるいい人、断らない人、いい人の善意で支えられている側面があります。
ブラックな施設では、ますますその傾向が強いと思います。
でもそういった働き方では心も体も蝕まれてしまいます。
人に嫌われる事を恐れすぎず、自分を守る事を第一に働いていきましょう!
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